2009年10月27日

家系図

まだ私がこういったスピリチュアルな事に興味をもつ前のお話しです。
何となく家系図を作ってみようと思い、チャレンジした事があります。
私のやり方としては
①知っている親戚たちの名前(わかれば生年月日)をとりあえず当てはめて図を作ってみる。
仏壇や墓石にかいてある名前も、分かる限り調べる。(もちろん両親共)

②存在はわかるけど名前がはっきりわからない人たちを市役所の戸籍謄本や除籍謄本をとって調べる。
例えば祖父の兄弟など。隣りの市まで出かけた事もあります。①で名前しかわからなかった人の関係がはっきりする事もあります。

③こうして調べながら、分かる名前をどんどん図に当てはめて行きます。

④市役所でも分からない所はお寺に行き、過去帳というのを見せてもらう。または、親戚たちに話しを聞きまくる。

もし、これをみて私もやってみようと思い立った方がいたら、④は御注意ください。知られたくない過去をおもちの年配の方もいるからです。
私の場合、おばの一人に事情を話して情報を聞きだそうとしたら表情が曇り「私の事も調べたの?」と聞かれました。
今ではよくある若い頃の過ちをひた隠しにしていたようですが「自分のルーツを知りたかった」と正直に話し、協力してもらえました。
又、流産してしまった幼い命、色々な事情で産まれなかった命の存在は自分から話したいとは思わないですよね。
お寺の過去帳も、ある所とない所があるようです。私は過去帳からは情報を得られませんでしたが、
除籍謄本などから色々なことが分かりました。最終的には5代前の「○○右衛門」さんまで追跡しました。江戸時代かなぁ?
といっても家系図全てが埋まったわけではなく、存在は分かるけれども名前はわからず空欄のまま、という所もあります。
その他、故人にまつわるエピソードや亡くなり方などを分かる範囲で別ノートに記録しました。
彼らを知る年配の親戚がいなくなってしまったら語り継ぐ人がいなくなってしまうからです。

家系図を作って見ると、本当に色々な事がわかりました。
誰も語ろうとしなかった事、調べてみて始めて分かった存在の人、養子だった人・・・
明治時代、子連れで出戻った女性などはどんなに肩身の狭い思いをしていただろう。
自分の血縁者の中にもものすごいドラマがあったんだわ―と驚きの連続でした。
しかも、教科書に載っているような他人ではなく、自分の血縁者たちが江戸時代に生きていたのだろうと思うと、
当たり前だけど「おぉ~」って言う感じです。
両親も積極的とは行かないまでも協力してくれました。そして、いざ出来あがって見ると「私にコピーちょうだい」
「私も欲しい」など、叔母たちが言ってきました。なんだ、みんな出来あがるの待ってたの?!

この話しには後日談があります。
それから何年かたち、わたしも無事(?)スピリチュアルな世界にどっぷりはまるようになりました。
家系図の事はすっかり忘れていたのですが、ヒーリングのクラスを卒業した後、卒業生として実習に参加していたときの事です。
実習では2人一組となってお互いにヒーリングしあいます。
私はヒーリー(ヒーリングをやってもらう人)として椅子に座って生徒さんのヒーリングを受けていました。
ヒーラー役の生徒さんが私の足のチャクラを浄化している時、「ご先祖様たちが喜んでいるけどなにかしたことありますか?」と言うのです。
私は思いあたらなくてしばらく考えてしまったのですが「そういえば家系図を作った事がある」というと、
「それです。とても喜んでいます」とのことでした。グラウンディングにも関係するような、とっても深い意味を持つものなんでしょうか。
そんな事は全く思っていなかったのですが・・・

ありがとうございます、ご先祖様たち。喜んでもらえてうれしいです。
あなたたちの肉体レベルの子孫たちはそれぞれ人生を精一杯生きています。いつかまた会いましょう。



Posted by ピュアライト at 10:59│Comments(0)家系図
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