2009年10月27日

過去世体験 ロシア編

スイス編の次に見た私の前世のお話し。
私はロシア革命の時代(1800から1900年くらいの時のです)に男として生れ、
革命家として皇帝制度を倒すべく活動している革命家でした。
背も高く、容姿端麗で男としての魅力に溢れていました。
革命家の中でも幹部クラスだったようで、常に命を狙われている立場でした。
恋人(か妻か不明)らしき人もいて、思想を貫き通すか愛をとるか、深い悩みも抱えていました。

初めに地下のアジトの場面、私は小さな壇上にたち、ぎゅうぎゅうに入った人々の熱気と煙草の煙でむんむんする中、
「一致団結してがんばろう!」と演説していました。(その中で私にとても協力してくれている一人の男性は現世での親友でした)
柱の影に、仲間の顔をしているけど何か変だと思う男がいました。彼の目は無気味に光っていました。
その時、奴は裏切り者、スパイだと確信していました。(ちなみにこの人はスイス編で私と関係のあった男性と同一人物でした)

次は夜の街中を逃げ惑う場面です。ずっと仲間だと信じていたスパイに追いかけられ、狭い路地を必死で逃げ回っています。
まぶたの裏にやわらかい光を背にした恋人の姿が目に浮かんでいます。「せめてもう一目会いたかった」と自分の死を覚悟していました。
恋人の所へ行こうとして後をつけられ、彼女に被害が及ばないようにと一人危険な街中を逃げる事を選んだのでした。
恋人に対する思慕の情と、「これで自分は思想を貫く事が出来る」といった二重の想いと言うか、複雑な心境だった感じでした。
そしてついにある街角で鉢合わせになり、至近距離から胸を銃で撃たれて死んだのでした。

この人生では、信じる事への情熱を持ちつづける事や人を深く愛したこと、などを学んだようです。
この過去生を見て納得してしまったんですけど、革命って「権力への反発」ですよね。
そういえば高校生の時、「自分の中の信念と違う!」と思った事により先生の目の前で返されたばかりのテストの答案用紙を破った事があります・・・先生ごめんなさい。
これには友達の方があわててましたね。そりゃそうですよ、一番前の席で答案がかえって来た瞬間に
「なにこれ、こんなのテストじゃない!」といってテスト破っちゃうんですから・・・
なんで破ったかと言えば、授業中に「こういう問いでテストに出すから、ここの所を書けば良い」と先生は答えまで示したのに
その問いには「・・・についてどう思うか意見を述べよ」みたいなことが書いてあった(と思う)んですよ。たしか。
あの辺を書けばいいんだな、って分かってましたが、教科書の意見なんて書いたって仕方ない、自分の意見書かなくちゃね、
と言うことで自分の意見を書いたらかなり低い配分の点数しかもらえなかったと・・・いうわけでそんな事が起きてしまったわけです。
権力の反発なんてものよりくだらない理由ですけどね。(^^; エヘヘ
ちなみに教科は「家庭科」です。いやー、さすがに英語とかだったら破れないかもねっ!

ところで皆さん、池田理代子さんの「オルフェウスの窓」と言う漫画をご存知ですか?
これこそ、私が過去生で経験した時代の壮大な物語ですよ!!大、ダイ、だーい推薦です。かなりボリュームのある、読み応えのある漫画です。
小学校の時ベルサイユのばらにはまり、漫画を読み漁ってましたが、23歳くらいの時にこの漫画とであって、人生で一番はまった漫画だと思います。
仕事中も漫画の続きが気になって、好きなシーンが頭の中でぐるぐるしたり、読みながら本気で泣いたり・・・
私が逃げ回ったシーンもこの漫画の初めの方で主人公が街中を逃げる所とだぶるし、
この人生での切ない気持ちや人生をかけて思想を貫こうとした気持ちは主人公達が表現してくれているし。
あんなにはまった理由が自分なりに分かった感じです。皆さんも「なぜかこれが妙に気になる」などのことがあったら、
もしかして過去生で経験したことだったりするかもしれませんね。   


Posted by ピュアライト at 11:01Comments(0)過去世

2009年10月27日

過去世体験 スイス編

まさか私が自分の前世を見る事になるなんて思っても見ませんでしたが、ヒプノセラピースクールを受講中の事です。
カリキュラムの中に『前世退行』というのがありました。セラピストが被験者を催眠状態に誘導し、前世で経験た出来事や死の場面を再体験し、癒しに繋げると言うものです。
私は前世退行のデモンストレーションに選ばれ、生徒たちの見守る中先生に誘導される事になりました。
そこで出てきたのはスイスに暮らしていた時の人生でした。
1800年代くらいの17、8歳の女の子で、名前を「クレア」といいました。
まるでどっかで聞いたことのあるアニメのような場面なのですが、スイスの美しい山の上で粗末な木造の家に頑固で無口な父と小さな男の子(弟かどうかは不明)の3人で暮らしていました。
(ちなみにこの時の父は現世での父、男の子は母です)
おまけにクレアは足が悪く、片足を引きずる様にして歩いていましたので、一人で山の斜面を歩く事が出来ず、いつも父におぶってもらって草原に座って山を眺めているのが好きでした。
父はとても恐い存在で、男の子は私によくなついていており、とてもかわいがっていました。
スイスの山の場面ではとても幸せな気持ちでした。次の場面では一変して暗くじめじめした夜の場面、事情はわかりませんがどうやらクレアは町へ出て一人暮しを始めたようです。
一人で石畳の町の中を松葉杖をつきながら不自由を感じながら歩いていました。
その時知り合った男性と付き合っていた様ですが、その人に対して不信感をもっていました。
次の場面では山に帰っていました。私は妊娠したのが原因であまり状態がよくなく、命が危ない様です。
町で知り合った男性の子供でしたが「騙された」という思いがありました。
妊娠がわかると男性に捨てられ、逃げる様に山に帰ったのです。
「私はもうすぐ死ぬ、妊娠したせいで死ななければならない」と、捨てた男性や生れてくるこどもへの怒り、悔しさ、無念さなどのネガティブな感情で一杯でした。
父は相変わらず無口でしたが、とても心配しているのがわかりました。男の子もベットにすがって泣いています。
次の場面では私は地面から1mくらい浮いた状態で家の外から自分が死んだらしい場面を冷静に見ていまいた。
父が椅子から立ちあがり、男の子が更に声をあげて泣いていました。その時は「あ、死んだんだな」となんの感情もありませんでした。

そこで先生は私を死の瞬間の場面に誘導しました。
そのとたんガツン!という感じで私の全身に力が入り、悔しさや怒りの感情が爆発する様にでてきたのです。
「悔しい!死にたくない!」と、体の底から振り絞る様に泣き叫んでいました。
ヒプノセラピースクールでは妊婦さんは受講できないのですが、この時の体験を思うと納得です。
あんな泣き方したらほんとに流産してしまいます。そのくらいすさまじい感情の爆発でした。
その後の先生の誘導で、男性と子供への怒りを許しにもっていく事が出来ました。
今まで何となく、というくらいの微妙な感覚でしかなかった男性や妊娠に対する思いが、
こんなに前から持ち越していたものもあったんだな、と改めて知る事が出来ました。
もちろんこれらの体験について証拠を見つける必要も、誰かに立証する必要もありません。
アニメの見すぎ?ハイジ大好きだから?自分でもそんなふうに思ったりしますが別にそれでもいいんです。
全て自分の中の体験、自分で感情的に納得できた事です。

家族って本当に深い関係があるんですね。
今生での兄弟は出てこなかったのですが、これ以外の前世退行でも両親とは何度も転生を繰り返している事がわかりました。
何を学ぶためなのか・・・現在も模索中ですが。   


Posted by ピュアライト at 10:56Comments(0)過去世